消防防災研究会 特殊災害/危険物&産業災害編  Research on fire fighting and disaster prevention the machine  

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Published on December 3, 2016

Author: ssuserfdb3ac

Source: slideshare.net

1. 消防防災研究会

2. 危険物行政は 予防か? 警防か??

3. 危険物災害の動向

4. 危険物施設におけるリスク 1 届出ではなく許可施設 特殊災害>産業災害>危険物災害 2 企業/経営としての施設運用 故に企業という組織を知らねば指導は困難 個人住宅の火災予防と対極

5. 火災実態を読む 総出火件数 H26 43,741件 H27 39,111件 -10.6 % 火災死者 H26 1,678人 H27 1,563人 -6.9% 負傷者 H26 6,560人 H26 6,309人 -3.8 % 火災が減って 若手へ技術を伝承できなく困っている ??

6. 年齢層・・・高齢者、40~50歳代が多数 死亡前の状態・・・病人、要介護者、酩酊者 家族構成・・・1人暮らしに加えて親子2人が増加 火災による死亡者の内訳 死傷者率が上昇している現実 <偶然か? 単に高齢化社会??>

7. 群馬県 たまゆら 札幌市 みらいとんでん 長崎県 やすらぎの里 長崎県 ベルハウス東山手 福岡県 安部整形外科 防火管理をないがしろにした彼らは悪か?

8. 日本は貧しいか? OECD(経済協力開発機構) 日本の相対的貧困率 16% OECD平均 11% 特に66歳以上の相対的貧困率 19% 高齢者の5人に1人は貧困 ところが! 総務省の家計調査 65歳以上の6世帯に1世帯 資産4000万円以上 潤沢な資産を持つ老人も多く 二極化 “老後格差” 日本のひとり親家庭 貧困率 54.6% OECD ワースト1 経済的理由により就学困難援助 小学生・中学生 平成24(2012)年 約155万人 就学援助率は10年間以上 連続上昇 平成24(2012)年度 過去最高15.64%

9. 日本の生活保護

10. 非正規雇用のグラフ

11. こどもの貧困 グラフ

12. 自殺者数のグラフ

13. 自殺者 30,000人 変死/社会死 20,000人 行方不明 80,000人 合 計 130,000人 交通死亡者 4,117人 火災死者 1,563人

14. 危険物災害増加ポイント(平成6~9年)シンクロ

15. そして いまを象徴する課題を 5/30 刈谷市 爆発事故 生産停止 その影響で国内9社も 連鎖して操業停止 1/8 知多市 爆発事故 生産停止 その影響で9万台減産

16. そして 7/6 愛知県内でT社関連工場で三度目の事故 半年で3回の事故 多い? 少ない?

17. 根には人口減少問題が潜む 原因は?

18. 既に製造業離れが進行している現実 飲食店など第三次産業よりも不人気 外国人研修制度 → 留学生の活用 2030年の人口減少を見据えると どうなる!? 人口減少 外国人労働力 など社会問題とリンク マニュアルへの固執/伝承技術 → A I へ転換遅延

19. 平成24年9月29日(土)午後 兵庫県姫路市にある日本触媒㈱姫路製造所 アクリル酸製造装置 アクリル酸タンク2基とトルエンタンク1基 死傷者37人 姫路市消防局初動出動 29人の約9割 25人が死傷

20. 日本触媒爆発災害を裏側から見る アクリル酸とは? 紙おむつの主原料(高吸水性樹脂) 日本触媒 アクリル酸市場も世界の 15%(SAP30%) アクリル酸は重合反応しやすく暴走反応危険 2009~10年 ドイツなど世界の大手工場が軒並みトラブル 唯一 正常操業を維持していたのが 姫路製造所 外国企業から逃げ切る バラコンで増築を繰り返す 45万t → 85万tへ倍増/700人で増員なし

21. そうした様々な背景から工場/危険物災害が頻発?

22. 急激な倒壊危険

23. 建物構造の危険

24. そして 収容物の特徴と危険 ④CNC/NC 機械 ①ホイスト/リフト ②製品塗装ブース(危険物) ⑤溶接/熔断ガス ③SWP ⑥金属廃材

25. 特に注意! CNC/NC 機械 町工場でも所有 @数千万~数億円 アナログでも1,000万円 水損に最大限の配意! ボヤで全損→倒産

26. そして ②廃材!

27. これは何?警戒すべきリスクは??

28. 粉塵(粉体)爆発 一定の濃度の可燃性の粉塵が浮遊 火花などにより引火して爆発を起こす現象 食 品 小麦粉、砂糖、コーンスターチなど 金 属 アルミニウム、鉄粉など 一般に可燃物・危険物とされていない物質でも 爆発危険 例 穀物サイロや工場などが爆発する重大事故 爆発の原理は? 着火源は「火・炎」??? 食品と金属とでは 爆発・燃焼に違いは??

29. さらに最近 頻発する産廃系火災

30. ゴミ問題の変遷 平成12年6月 循環型社会形成推進基本法 廃棄物リサイクル率 H7 9.8%→H14 16.8% 埋め立て率減少 平成 8年から産廃火災増加 容器包装リサイクル法 家電リサイクル法 建築廃材リサイクル法 食品リサイクル法 自動車リサイクル法 平成14 京浜島処理場 殉職事案

31. 置き場不足 手分別 不法焼却 ジャンク販売 再び部品買取 輸入 日本を出たゴミの行方は?

32. 求められる プロイズム とは? 災害は 社会的な背景を複雑に関連付け 進化 している 災害対応力を強化するには 社会性 を身につける事が必須 !

33. 1 客観的な事実検証に基づく合理的技術 客観的事実に基づき 統計学的に災害を分類化 2暗記ではないイメージ力のボリューム 基本パターンを現場で瞬間的にイメージを組むスキル 災害対応力とは? 消防士には何が必要なのか? 体力? 精神? 伝統? チームワーク?愛?

34. 燃焼の原理 ①なぜ燃える? ②どう広がる? 日本の消防教科書 日本以外の消防教科書 日本は可燃物(モノ) 国外では燃料(可燃性ガス) この認識差が大きな活動レベルの格差を生んでいる

35. 煙の特性 ① 暖かい空気は上昇 温度が1℃上昇 1.0037倍膨張 (ボイル・シャルルの法則) 相対比重が軽く上昇 ② 煙は可燃性ガス 可燃性ガスを含み 様々な物質と共に拡散

36. 煙の成分 ① 炭 素 通称 スス(黒/灰) ほぼ無害 木材や紙を燃焼させた時に(白=水蒸気) 水素+酸素=水 →熱により水蒸気 ② 一酸化炭素 無色、無臭 可燃性ガス 不完全燃焼で発生 空気と同比重だが 煙と対流/混合 毒性/強(モグロビン結合力がO2の約250倍) 少量で致死 (後遺症)

37. ③二酸化炭素 無色、無臭 不燃性ガス 高温時に対流拡散 ④ シアン化水素 アクリル/ポリウレタン燃焼で発生 猛毒物質 青酸ガス 不燃性ガス 184℃で急激に重合 急性中毒にて突然意識 消失 ⑤ 塩化水素 塩化ビニル系燃焼で発生 無色透明 刺激臭 塩酸ガス

38. 温度変化による可燃性ガス生成 ~100℃ 水分蒸発 開始 約150℃ 表面 褐色へ変色 約180℃ 木材成分の熱分解開始 約200℃ 可燃性ガス放出開始/木材表面 炭化開始 約250℃ 熱分解 急速/可燃性ガスが増大 引火 約300℃ 木材内部の炭化開始 可燃性ガス噴出 約450℃ 火源がナシでも自ら発火

39. リフォーム&建替えラッシュ → 潤沢なリタイア世代

40. 1 SMOKE 煙 立ち登り高さ / 色 / 濃度 / 場所 / 圧力 2 Air Track 風の経路 速度 / 方向 / 乱流の有無 / 脈動 / 口笛の音 3 Heat 熱 窓の黒化 / ガラスの状態 / 塗装面の変色 / 突然の発熱性 4 Flame 炎 色 / 量 / 場所 / 高さ Building 建物 構造(外壁/屋根/天井/収容物)

41. 高温ドライ 放水による高温ウエット

42. 体積膨張率 水が蒸気 に 体積1700倍 容器(ジルコニウム)耐1,3000度 炉心溶融 3,000℃突破 冷却水と接触・・・

43. 熱伝導率 水は空気の 約20倍 100℃の水蒸気800℃の炭(無炎) 100℃のサウナ いわゆるヤケドは 温度だけでなく 湿度によって大きく状況は変化する

44. 2F F.O発生室 1F 火元 2F FO後の室内に注目 フラッシュ後でも 効率的に給気/排気設定で燃えない ビニル系、木製系、紙系の残留/燃焼していない

45. 外壁は総モルタル 2階軒下から火炎 火元は1F

46. ポリ塩化ビニル(PVC) 常用耐熱温度 約80℃ 自消性/火炎に対する抵抗性は高い 軒裏に換気用パンチ穴 (高気密住宅の必須設備) 雨樋が溶融していない 同様の火災事例

47. 仮に1口(500L/min)を5隊/5口放水 放水時間 20分 1隊 10,000L × 5隊 = 50,000L (水1kg=約1kg) TOTAL 50tの荷重が2階床上に掛かる 消防団などが加わり、10口ならば100t

48. ガス冷却 Gas Cooling /消火ではない! 冷却 ! 室内の上位層高温の可燃性ガスへ ミスト注水 ミストの適切量は、発火の可能性を低減 活動中の消防士の熱負荷を低減 室内温度を低下

49. 危険物災害の基礎的ルール 2 比重 水と危険物(非水溶性)の混合分離ルール 3 沸点 液温100℃での 水と危険物(非水溶性)のルール 4 水蒸気 水は100℃で 水蒸気化し体積膨張するルール 1 燃焼 液体から気体への気化と引火のルール

50. ヒートウェイブ現象 (ノックダウンタイム) 50~100cm/h 要 実測算定 この基礎が及ぼす様々な現象

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